8月も末、夏の花も終わりかというこの時期に連休があったので、栂池高原を起点に、白馬三山へと歩いてきました。(写真は小蓮華山方面からの白馬三山)
このルートを選んだ理由は、花が好きなことと、アルプスは初めてなので、とりあえず一番北からと言う単純な理由です。
また、今回余裕なく、お目にかかれなかったですが。酒造の白馬三蔵と言うのもあるとか。
先ずは、栂池高原に咲くオニシオガマ。花トリカブトその他なんとか夏の花にお目にかかることができました。でも、晴れたゴンドラ乗り場の空からはキラキラと雪と思しきものの姿が…
白馬大池まで来ました。よくある写真じゃ面白くないので、西斜面にハート形の残雪のある風景。ちょうどこれから先の小蓮華山の方角ですね。しかしここから、時折雨が降りました。
小蓮華山山頂。この絵だと山頂にある鉄剣を持っているように見えてしまうか?因みにここは新潟県になります。
最低鞍部、三国境付近。今度は富山、新潟、長野県の三県の県境。この辺りには低木も見られます。(写真はズイナ科の植物?)
蛇紋岩。白馬岳エリアに入るとなかなか見ることのできない特徴的な地層を見ることができます。
ペルム系白馬岳層。たまたま地層、地質を研究されている方に出会いまして…受け売りですが…ラッキーです!
南側が切れ落ちた、非対称な山頂部分。
写真では分かりにくいですが?暗雲と、北風が徐々に強まります。ちょうど秋雨前線が来ていたのですね。
白馬山荘。この絵だとこの後の危険な感じがわかります!しかも実際に利用したのは、山頂のテントサイト。
結局一晩中風雨に晒され。この場合、雲の上に位置するため、北風が雨を吹き上げてくる訳なのですが…
日が変わって、地上の天気予報でも雨が止むのは午後からと言うことだったので帰りのバスに間に合うように5時にテントを撤収し、白馬三山へと。
白馬鑓温泉下の流れ。雪解けと、雨で濁流と化しています(怖い)。しかしこの辺りまで来てやっと地上に降りて来た感じがしました。
この間ライチョウにも出会えたのですが、前に進むだけで精一杯で。谷から雨が吹き上げてくる体験は今思えば貴重でした。
この後は、猿倉に下山。タクシーで八方、アルピコ交通で新大阪まで帰りました。