7月の初めに長野県と新潟県にまたがる百名山で戸隠連峰の裏山にあたる「高妻山」に登ってきました。戸隠といえば「アリの戸渡」とか「飯綱高原」のイメージで「高妻山」？と名前すら知らなかったというのが本当のところです。高妻山は戸隠連峰の最高峰であり、修験の山で、その名残が見られる名峰ということで、今回上信越初の登山となりました。
ちょうど高山植物の綺麗な時期で、野生動物の子育ての時期でもあるので、その辺りを期待しています。
シラネアオイ、登りの時は降雨のためかうつむき加減でしたが、晴れてくるとしっかり上を向いていました。他、ギンリョウソウ、ニッコウキスゲなどが見られました。
ホシガラス カラス科 35㎝ 留鳥、漂鳥
ホシガラスは３羽で飛んでいたので、親子のようでした。山中は葉が覆い茂っているため姿はほとんど見られないのですが、ルリビタキ、キクイタダキ、コルリ、カヤクグリなどなど相当な種類の生息が見られる。
そういった意味でも戸隠は、森林植物園だけでなく、山岳地域も含めて地域の生態系保全がしっかりしているといって良いと思う。
今回、思いがけず高妻山に登ることになり、上信越の山にも足を踏み入れることができてよかった、それでもいつものことだが降りてきてからそこの環境についてよく知らないと気づく。
