2025年5月5日(月曜日)
龍鎮渓谷の散策に行きました。
ヒノキかと思われる林が続く林は整備されていて下生えがないことが気になりました。この季節オオルリは鳴いていましたが、他の野鳥、野生動物の気配は全く見られなかったですね。
この辺りは室生火山群が約1万5000年前の火山活動によって形作られており、龍鎮の滝も一枚岩を流れてゆく姿がとても印象的。

この場所は同じ宇陀市にある海神社が雨ごい祈祷のために、約500年前の安土桃山時代に創建した境外摂社、龍鎮神社ということだそうで、滝の上下にしめ縄が張られていた、滝が御神体になる。川の両岸に拝殿と本殿が向かい合う形で建てられている。
ご祭神は龍神として知られる高龗神を祀ります。高龗神は丹生川上神社上社(川上村)のご祭神でもあるそうです。
この深谷川は室生ダムに流入するが、宇陀川には彼方此方に野鳥の囀りが聞かれた。

アオサギも繁殖の時期だが、この個体は婚姻色が見られないので、雌のアオサギかと思われる。近くの石の上に、じっとしているキセキレイの雛がいて、両親鳥が寄り添っていて何か心配だったが、ひょっとしたら何事もないのかもしれない
カエルの声もよく聞かれた、蝶、トンボなど昆虫もよく見かけるようになってきた。
そういえば、宇陀市などによると龍鎮渓谷を訪れるには近くに駐車場がないので、室生ダムの駐車場を利用するよう呼びかけている。