2025年4月9日(水曜日)
吉野は桜の満開予想とのことで朝早く起きて観にいくことにしました。
この時期は指定席が完売して、検索通りの時間では行けなかったです、あちこちで入学式に重なって行きも帰りもかなり時間がかかりました。
ルートは大和上市駅下車、蜻蛉の滝公園から音無川沿いに青根ヶ峰まで登り、下りは獅子尾根を吉野駅に下る。途中に如意輪寺があるのでそこを通っていくことにしました。
あきつの小野スポーツ公園から歩き始めるとすぐに蜻蛉の滝にで会う。
落差50メートルで近距離だと画角に収まりません、名称の由来は雄略天皇を虻から救った蜻蛉によるとか。水量が豊かで、この写真でも中程に写っていますが天気が良いと虹がかかる。
吉野山といっても観光ルート以外には桜は見当たらないですね。青根ヶ峰を越えて、金峯神社まで来るとそこからはずっと桜並木が続く。しかしこの日はまだ奥千本のあたりの桜はつぼみが多かった、高城山の展望台を過ぎ、中千本まで来ると満開の桜だった。
メインルートを外れて如意輪寺に訪れる、後醍醐天皇の稜があり、後村上天皇に仕えた楠木正行の辞世の句が戸板に矢じりで刻み付けられている。この辺りは桜の季節でも来る人は少ない、ひっそりとした雰囲気の中に南北朝の時代がかえって濃く感じられた。
如意輪寺(延喜年間901〜922創建 開山 日蔵 宗派 浄土宗 本尊 如意輪観音)
金峯神社を過ぎたところに、目の前の木にヒガラが現れた、義経か誰かの化身かな？
この辺りの観光客相手の店は、シーズンオフにはいつも閉まっているような気がする。ロープウェイが営業していた、このロープウェイが動いているのは初めて見たかもしれない。相変わらず車は渋滞している。吉野駅のホームは人でいっぱいになっていた。
